上白井小学校区の概要
子持地区は関東平野の最北端、群馬県のほぼ中央に位置し、渋川市の北端にある。
東は利根川を隔てて赤城地区に接し、南は吾妻川をはさんで旧渋川市に接し、北は沼田市、西は小野上地区に接している。子持地区の面積は 40.97K㎡、人口は約1万2千,世帯数約3,600戸である。昭和35年に白郷井村と長尾村が合併し子持村となる。就業者の16%が農業従事者で、中でもコンニャクいもの生産は群馬県内で第2位の生産量を誇っている。平成18年2月20日、子持村、小野上村、伊香保町、北橘村、赤城村、渋川市の6市町村が合併し、新渋川市が誕生した。
本学区は地区の北東部にある上白井地区(子麓を除く)である。上白井地区は、子持山(1,296m)の東麓を走る国道17号線沿い、利根川西岸の河岸段丘上に細長く点在する。本学区の面積は、約12.3K㎡で 地区全体の約30%に当たる。しかし、耕地は約1.47K㎡と少なく、殆どが山林である。また人口は 約1千6百人、全体の約13%であり、世帯数は 約450戸である。このうち、農家戸数は半数近くを占めているが、専業農家は少ない。耕地は子持山の東麓及び利根川の河岸段丘上にある畑が中心で大部分を占めているが、田もある。畑の利用状況は、第一が山の斜面の排水良好な土質に栽培されるこんにゃく芋で本地区の特産物になっている。これに次ぐのが野菜、稲作である。その他、きのこ・花の栽培等が行われている。
本校に通学する保護者の職業は、会社員が多い。最近、兼業農家と共稼ぎによる留守家族が多くなっている。保護者の教育への関心は高く、授業参観日等にほとんどの保護者が参加している。また、PTA役員会もほぼ全役員が出席し、協力的である。
児童は素直で明るく、素朴な温かさが感じられる。児童が少ないため、休み時間や放課後の遊び等は、学年の枠を越えて仲良く行われている。
学校区内には日出島(ひするま)・上組東・上組西・暮沢・大渕・東伊熊・西伊熊・立和田(たちわだ)の8地区がある。